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執筆者の写真魚料理研究会

水とうまく付き合おう【会員向け記事】

魚を料理するときは水をジャバジャバ使います。

鱗や汚れを落とすのは勿論、

腸炎ビブリオ菌をはじめとする微生物を失活させるのにも活躍してくれる水ですが、

付き合い方が肝心で、時には魚に悪影響を及ぼすこともあります。


例えば

魚を水道水で洗った状態でず~~っと放置したり、

濡れたまな板で刺身を引いたりすると後悔します。





ということで今回は真水が魚肉にもたらす負の影響3点を紹介しま!!!!!!!す!


 
ふやける

長時間真水にさらすと浸透圧の関係でふやけます。当たり前体操です。

ふやけてしまうと食感も味もよろしくありません。


(左は飽和食塩水20℃,右が水道水20℃にそれぞれ10分晒したもの)

 
臭くなる

血などを含んだ水が魚肉についてしまうとバッチバチに臭くなります。


臭みの原因として名高いトリメチルアミンは水溶性ですし、


血や内臓はそもそも臭いので水を通じて付着させないように気を付けよう!

 
保存性が下がる

食中毒の原因となる微生物はお水が大好きなことが多いです。

腹痛起こしたくなきゃとっとと拭くんだね!!!!!


 

(長時間保存する時とか食べる直前は水気きっといてほしいけど調理過程で数分放置するくらいなら大丈夫や!そんな神経質にならんでもいい!何故なら疲れるから!)



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