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執筆者の写真魚料理研究会

魚を捌くときの心構え3ポイント【会員向け記事】

更新日:2020年12月19日






魚を捌くときに最も必要なのはこの3つです。(当会比)

それぞれについて、具体的な説明をしていきます。

 
優しく、素早く

魚を捌くときにもたついたり、必要以上に手順を踏んだりすると

確実に魚は劣化していきます。過保護にいきましょう。


よくあるミスとして


・切れない包丁で捌いて身を何度もギコギコしてしまう

 →身がボロボロになってしまいます。特に皮に入らなくてギコギコしてる人が多い印象。

  切れる包丁を使ってストロークの回数を減らしましょう!


・魚を抑えつけすぎてしまう

 →こちらも身がボロボロになる要因です。左手は添えるだけ程度の気持ちでやってください。潰したらそこで試合終了ですよ。

水気を取って滑りにくくしたり、スッと身に入ってくれる包丁を使いましょう。


・骨を断ち切れずパワープレイをしてしまう

 →関節に入れましょう!


・触り過ぎちゃう、常温で放置しちゃう

 →ゴリゴリに劣化します。温度が高いと鮮度の劣化がまじで速いです。



 
清潔に

魚は生で食べることも多いので衛生面はかな~~~り大事です。


よくあるミスとして



・まな板を洗わない

 →血がついた状態で刺身を作ったりするとそこはかとなく臭い刺身ができます。

   また、そのまま放置すると食中毒の原因菌が繁殖してしまう恐れもあります。


・魚をちゃんと洗わない

 →内臓やエラを取ったあとは血を流水で洗い流しましょう。

  また一部の食中毒原因菌(腸炎ビブリオ等)は真水で洗う事で失活させることができます。

   

・水気を切らない

 →水分で原因菌が繁殖しやすくなったり、身がふやけたりしてしまいます。洗浄以外ではできる限り遠ざけましょう。


・捌いた後ラップでくるんだりもせずに常温放置しちゃう

 →乾燥!酸化!菌の増殖!役満です。congratulation.




血・水・空気から遠ざけ

温度を低くしておくことを意識しましょう。



数をこなせ

結局は慣れが一番大事!

自分で魚を買って捌いてみましょう。



おすすめの魚はマアジやレンコダイあたりです。












とにかく安い魚買ってたくさん捌くのが上達の近道!ふぁいと!



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